Office 2013/2016 購入方法の選択?
Win10という真新しいオペレーションシステムの発売につれ、マイクロソフト社のもう1つの切り札、Office 2016も発売されました。Win10 の巨大な進化に比べると、Office 2016の進化がそれほどではなく、またOffice 2013 に比べると、細部までチェックしなければ、その相違点がなかなかわかりません。一方、Office 2016 の規格変化により、Office 2013との同時使用ができるようになりましたが、同じソフトをインストールした場合、例えばExcel 2013とExcel 2016を同時インストールしている場合、Excel 2013が使えなくなり、最新バージョンのExcel 2016のみが使えます。
知っておけばお得なOffice 2013、新バージョンのOffice 2016に比べて数万円の価格差：目次
Office 2013に関して
まず、Office 2013の機能をチェックしてみましょう
Office 2013の進化により、その購入方式はそれまでのOfficeと大きく異なり、Office 2013発売までに、Officeを購入するには、数日の郵送時間がかかります。商品の内容物はインストール用のDVDとアクティブ化用のプロダクトキーを含みます。従来の郵送購入方式は大変時間がかかります。Office 2013の発売後、従来のDVD郵送モードが完全に取り消されました。マイクロソフトのアカウントを登録しておいたら、Officeの公式サイト（setup.Office.com）からアプリをダウンロードし、そしてオンラインでOffice のプロダクトキーを購入してマイクロソフトのアカウントと関連付けし、ローカルでインストール済みのアプリに登録したアカウントでログインすれば、オンラインでOfficeをアクティブ化できます。これはOffice史上の最大変革です。プロダクトキーとマイクロソフトのアカウントを記録しておけば、いつでもどこでもOfficeを再インストール・アクティブ化できます。
マイクロソフトのアカウントとパスワードを忘れた場合は？
アカウントとパスワードを忘れた場合、下記のマイクロソフト社の提示した取り戻し方に従ってください：https://account.live.com/ResetPassWord.aspx
Office 2016とその変化
目立つ変化がありません
新バージョンOfficeはユーザ・インターフェイスにおいてほぼ変化しておらず、細やかにチェックしなければ、なかなかわかりません。唯一の変化はタブの右側の「検索欄」にあり、新バージョンの検索欄は基本的な検索機能のみならず、スタンダードのOffice指令をフィードバックしてくれます。個人で利用する場合、機能がやや単一化するため、その変化もあまり見られません。新バージョンのOffice 2016が団体と企業において、それぞれ構成員と部門間の仕事を繋ぎ合わせる機能が大いに向上している、とマイクロソフト社は明確に説明しています。
Office 2013とOffice 2016を同じプラットフォームで使えますか？
個別ソフトを同時利用できるが、複数のソフトパックが利用できなくなり、新バージョンのOffice 2016に切り替わります。
Office 2013をインストールした上で、Office 2016をインストールすれば、この情報は表示されます。
図はOffice 2016 Visio／Projectをインストールする場合に示す情報です。
では、同時利用の可能性は？答えは：はい、あります。
ネットユーザーのインストール・テストにより、Office 2010とOffice 2013の同時利用が可能とのことですが、技術面の問題により、なかなかおすすめできません。
複数バージョンを同時利用する場合、Officeのインストールの注意事項
PowerPoint 2016とOffice personal 2013
まずOffice personal 2013をインストールします。このバージョンはWord、ExcelとOutlookのみを含みます。PowerPointを使う場合、別途個別ソフトを購入する必要があり、PowerPoint2016のソフトを購入して良いでしょう。
永続ライセンス
プラットフォーム: Windows 7 / 8 / 8.1 / 10
特別価格:6,800円
Access 2016とOffice Home & Business 2013
永続ライセンス
プラットフォーム: Windows 7 / 8 / 8.1 / 10
特別価格:6,800円
複数バージョンを同時利用する場合の注意事項
1.前のバージョンからインストールします。
2.32ビットのOfficeをインストールしたほうが無難です。特にWindows 10の場合。
3.インストールの際にユーザ設定を選ぶことです。古いバージョンを削除しないでください。
4.ユーザ設定でインストールする場合、出来る限り共有ツールもインストールしておきます。
AnswerDesk毎日24時間オンライン・サービス
Microsoft AnswerDesk
マイクロソフト社はAnswerDesk顧客サービスのオンライン・バージョンを出しています。ユーザはオンラインでOfficeの問題に関して、リアルタイムで24時間サポートのエンジニアに問い合わせたりできます。サービスは一対一で、初めての問い合わせは無料で、2回目からは問題の複雑さにより費用が発生します。ソリューションはOffice 2013からOffice 2016へのバージョンアップを含みます.
AnswerDesk電話番号：0120－54-2244（音声案内“1-2-1”）
AnswerDeskオンライン・チャット・アドレス：https://support.microsoft.com/ja-jp/contact/menu/
Office 2016の無料交換-公式マニュアル
Office 2013のインストール済みのPCでは、同じ商品の独立した新バージョンのアプリに、無料でバージョンアップできます。言い換えれば、無料で Word 2013からWord 2016にバージョンアップできます。パッケージバージョンでも、ダウンロードバージョンでも、アカデミーバージョンでも、そしてVisioとprojectでも同じくバージョンアップできます。
詳しい情報－マイクロソフト・プラットフォーム：https://support.microsoft.com/ja-jp、マイクロソフト社の顧客サービスはしっかり技術サポートしてくれます。
Office 2016を買いますか？
知っておけばオトクな情報！
1.Office 2016はファイル共有と共同作業を更に簡単にします。
2.Word、PowerPointとone noteの共同作業機能により、他人の編集履歴を確認できます。編集していた歴史バージョンの確認もできます。
3.マルチプラットフォームのOfficeにより、Windows、Mac Android、iPhoneからタブレットまで、任意の設備でOffice 2016のファイルを閲覧・編集できます。
4.Windows 10への完全対応により、Office 2016プラスWindows 10は世界中のベストソリューションになります。
Office 2016 for Macにしますか、Office 2011 for Macにしますか？
Microsoft Office 2011/2016 for Mac
新バージョンのOffice for Macの最大な進化はインターフェイスと画面デザインにあります。Office 2016 for MacはRetina解像度に対応する上、レイアウトもRetina解像度とOS Xの新しいスタイルにフィットしています。
機能面
Word
事務中に、一番目立つ進化はスレデッドコメント機能にあります。文章とコメントを同時に閲覧できるため、効率も大幅に向上します。
新しいスマートルックアップ機能により、ファイルから関連定義を検索し、或いはインターネットからの検索結果を示します。
Excel
新バージョンのExcelに数多くの進化があります。これでMacユーザは更に効率よく複雑な表を編集・作成できるようになります。pivot table slicersは表のデータ・スクリーニングの効果を更に向上させ、選択可能なanalysis toolpakプラグインは更に複雑な工学と統計学の分析を実現できます。
Powerpoint
新バージョンのPowerPointはインターフェイスが著しく進化しており、23のスマートテンプレートも加わり、テーマとカラーの選択肢も更に豊富になり、簡潔で洗練されたPPTビジュアル効果を実現できます。それ以外、スレデッドコメント機能（threaded comments）とプレゼンテーター・ビューも追加されています。これで、プレゼンテーターはプレゼンテーションに更にフォーカスできるようになります。
Outlook
信頼性と機能の強化以外、Exchangeアカウント機能の強化、カレンダーの天気情報追加、メールとタイプ同調へのサポート、通知センターとメッセージ・プッシュへの対応も挙げられます。
Onenote
初めてMacに登場するOfficeのソフトとして、このノートアプリはノートのヘビーユーザーに向けてデザインされ、複数のプラットフォームにおいて人気が高いです。
永続ライセンス
Mac 2 台
特別価格:9,800円
まとめ：
Officeに関して特に言うまでもありません。非常に重要なアプリとして、企業を力強くサポートしています。ここ数年、パソコンのソフトとハードはいずれも著しく変化しているが、Officeの変化はあまり目立たないようです。長い間、その動作方式も機能もあまり変化していません。ただし、マイクロソフト社にとって改善すべき余地もあります：S/MIMEのメール安全規格に対応する以外、PGPの暗号化メールを追加してほしいです。また、Excelから図表全体をアウトプットして完全な編集権限を取得できるように対応してほしいです。更にExcelのコピーペースト機能も最適化してほしいです。当然、上記も細部の問題に過ぎません。
タッチスクリーンの変革はOfficeにあまり関係ないようですが、時流に応じるため、マイクロソフト社はOfficeに力を入れています。結果はいまいちです。複雑なOfficeをめぐってタッチスクリーン向けのバージョンをいかにデザインすればよいかが今後の課題になります。現在、機能のより単一化するOfficeタッチスクリーン・アプリも市販されています。
これまでの数ヶ月の利用状況からすれば、Office 2016のお試しバージョンはうなく動作し、ほぼ不具合が起こっていません。Outlook、Word、ExcelとPowerPointは、そのカラフルなタイトルバーがなければ、まだOffice 2013を使っていると人々に誤解されるでしょう。
全体的にすれば、Officeを大いに進化させようとする考え方は賢明とはいえず、それはOffice自体がバージョン毎に差が小さいアプリのほうですから。マイクロソフト社はOffice 365のサブスクリプション価値を向上させるように努めています。またWord、ExcelとPowerPointの共同作業機能もユーザに大いに役立ちます。ただし、3年毎にバージョンアップするのに比べ、マイクロソフト社は1ヶ月を単位としてシームレスな自動バージョンアップを推進しています。これでユーザの体験も向上していきます。現在、マイクロソフト社の設定したOfficeの発展方向は疑いなく実状に合っており、それはOfficeのようなワードプロセッサへの期待は、一回での抜本的な変革ではなく、段階的に進化していくことです。
ますます進化するオンライン・サービスを通じて、持続的に、シームレスにサービスをプッシュすることは、サブスクリプション有料登録者に最も適合するバージョンアップ方式になります。
Office 2013永続ライセンスのユーザは、Office 2016の永続ライセンスを購入しようともしないでしょう。Office 2010のユーザでも、Office 2016へのバージョンアップを躊躇っている方が多いようです。どうしてもサブスクリプション方式が無理でない限り、Office 365はユーザのベストチョイスに当たります。ファミリーバージョンでも企業バージョンでも、Office 365のサブスクリプションを登録すれば、マイクロソフト社からの行き届いたバージョンアップ・サービスがもらえます。これは従来型のサービスを遥かに超えています。