作成した資料に作成者の名前や作成日時、ページ数などを印刷しておくと後々便利です。ここではヘッダーとフッターを設定して、こうした要素を全ページにまとめて印刷する方法を紹介します。[ヘッダーとフッター]をクリックするページの一番上の部分に印刷する要素を｢ヘッダー｣、逆に一番下に印刷する要素を｢フッター｣と呼びます。ヘッダーを設定するには、[印刷レイアウト]タブをクリックし、[ページ設定]をクリックします。

[ヘッダーの編集]をクリックする[ヘッダーノフッター]タプをクリックして表示します。ここではオリジナルのヘッダーを入力するため、[ユーザー設定のヘッダー]ボタンをクリックします。既存の組み合わせを素早く利用できる図の画面にあるプルダウン（［（指定しない）］と書かれているところ）から、あらかじめ用意された組み合わせのヘッダー、フッターを選択して挿入することもできます。ページ番号のみ、ファイル名とページ番号、作成者と作成日など、一般的な組み合わせが用意されています。

ヘッダー用ボタンをクリックするヘッダー用の3つのセクションが表示されるので、挿入したいセクション内をクリックし、挿入したいアイテムのボタン(図では[日付の挿入])をクリックすると、ヘッダーに挿入できます。フッターも同様に設定できるここでは例としてヘッダーを入力しましたが、フッターも同様の操作で入力できます。手順２の画面の[フッター]を利用しましょう。

ヘッダーの指定を終えるヘッダーやフッターは複数設定可能です。図では[ページ番号の挿入]ボタンをクリックし、右側のセクションにページ番号を挿入しました。また｢1ページ｣のように表示できるよう｢ページ｣と
いう文字の入力も行いました。このようにボタンからだけでなく任意の文字も挿入可能です。指定が終了したら[OK]ボタンをクリックします。手順3の画面に戻るので、そちらも[OK]ボタンで閉じましょう。

ヘッダーが付いた！[表示]タプをクリックし、[ページレイアウト]をクリックすると、日付、｢ページ数｣十｢ページ｣という形式でヘッダーが表示されています。すべてのページに同じヘッダーが挿入されています。画像も挿入できる手順３の画面で[図の挿入]ボタンをクリックし、画像ファイルを選択すれば、ヘッダー・フッターに画像を挿入できます。