複雑な計算を行いたいときは「関数」が役立ちます、ここでは関数の基本である関数の書式と、関数を簡単に入力するのに役立つ[数式パレット]の使い方を紹介します関数の書式関数の書式を知つておこう関数はすべて「=関数名(引数)」という書式で作成します。例えば右図では平均値を求めるAVERAGE関数を利用しているため、「=AVERAGE(B3:B5)」という書式になります先頭は「=」、「AVERAGE」が関数名、() でくくられた、「B3:B5」が引数となります。関数を入力するときは、この書式で入力します。最初の数文字で候補を表示関数を手動入力すると、最初の数文字を入力した時点で入力内容の候補が一覧表示されます。選択するだけで入力でき効串的です。

関数を入力するには

関数を入力するには

[数式パレット]ボタンを使った関数の入力

関数の種類のボタンをクリックする[数式]タブは、計算や関数に関する機能がまとめられた便利なタブです。関数を入力したいセルをクリックしたら、[数式]タブをクリックし、関数の種類を表すボタンクリックします。ここでは[その他の関数]ボタンをクリックしました。なお、図では例をわかりやすくするため[AVERAGE]関数を用いていますが、この関数は前ページで紹介した手法で素早<利用することもできます。

関数を入力するには

関数を入力するには

関数を選択する分類名→関数名の順で利用したい関数を選択します。なお、クリックしたボタンの種類によっては分類名が表示されず、すぐに関数名を選択できるものもあります。関数の説明を見ながら選ぶには手順3の図のように、数式パレットの下部には関数の説明が表示されます。この説明を見ながら入力する関数を決めたいときは、[数式]タブ(または数式バー)にある[関数の挿入]ボタンをクリックして数式パレットに関数名の一覧を表示しましょう。選択した関数の説明が表示さ
れ、ダブルクリックするとその関数を挿入できます。

関数を入力するには

関数を入力するには

引数や条件を指定する引数や条件を指定する数式パレットが表示されます。対象のセルをクリックまたはドラッグすると、[数値]にセル番地が表示されます。なお対象のセルが自動選択され、そのまま利用できる場合は再度指定する必要はありません。 retumキーを押します。条件の指定画面は関数によって異なる引数や条件を指定する数式パレットは、選択した関数によって異なります。表示された必要項目を指定して関数を作成します。

関数を入力するには

関数を入力するには

 

関数と結果が表示された!関数による計算の結果、平均値が表示されました。セルを選択して数式バーを見ると、関数が入力されていることがわかります。[閉じる]ボタンをクリックしてパレットを閉じましょう。関数の名前変更1つ前のバージョンであるExcel 2011 で、より的確に機能を表す名称へと多くの関数の名前が変更されました。名称の変わった関数は、それ以前のバージョンのExcelとの互換性はありません。旧バージョンのExcelでも利用する場合は旧名称を利用するなどしましょう。

関数を入力するには

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