Adobe Acrobatの永続版(買い切り版)、Adobe Acrobat 2020について
PhotoshopやIllustratorで有名なAdobe(アドビ)は、Acrobatというpdfファイルの編集ソフトも出しています。
無料のAcrobat Readerとは異なり、PDFファイルの編集やOCR(文字認識)、ページの挿入、抽出、さらにPDFファイル自体の結合などを行うことができます。
最近のAdobeはPhotoshopやIllustratorなどのソフトを全て月額・年額制(サブスクリプション)で提供しており、そのラインナップにはAcrobat(Acrobat DC)も含まれています。
正直言って継続的に払い続けるのはかなり厳しい金額で困っていたのですが、このAcrobatだけは永続版(買い切り版)が今年の6月に最新版が発売されていたことを以下のブログ記事で知りました。
永続ライセンス 価格
永続ライセンスは、契約なしで、初回のみお支払いただく形態です。ライセンス1本からご購入いただけます
利用できるOSとインストール数
サブスクリプション版のAcrobatは、Windows版、Mac版という区別がありません。どちらのOSにインストールしても利用できます。なお、同時2台まで利用でき、WindowsとMac1台ずつ、Windows2台、Mac2台のどの組み合わせでも大丈夫です。
- 2 台目のコンピューターはポータブルマシンまたは自宅で使用するホームコンピューターである。
- 1 台目と 2 台目のコンピュータで、該当する Adobe ソフトウェアを同時に起動しない。
- 2 台目のコンピュータでソフトウェアを使用できるのは、1 台目にライセンス認証をしたコンピュータで ソフトウェアを使用するユーザーに限定される。
よって、1つの製品につき、2台のコンピュータでのインストール(ライセンス認証)を完了できる仕様になっています。他のユーザーに2台目のコンピュータでそのソフトウェアを使用させることは、エンドユーザー使用許諾契約に違反します。
1台目PC | 2台目PC | |
WINDOWS | WINDOWS | ○ |
MAC | MAC | ○ |
WINDOWS(MAC) | MAC(WINDOWS) | × |
1台のPCに2つOSがインストールされている場合 | × |
WindowsPC2台、またはMACPC2台にインストールを行いたい場合
同時使用しないという前提条件でラップトップPCとモバイルPCの2台へ インストールが認められています。
WindowsとMacにインストールを行いたい場合
AdobeのライセンスはOS毎に必要となりますので、ライセンスを2つ購入する必要があります。
1台のPCに2つOSがインストールされている場合
ライセンスは1つの端末に対して1つ付与されますので、1台のPCの2つのOSにインストールを行う場合は2つライセンスが必要となります。 上記の理由より、VMwareなどの仮想環境のOSにインストールする場合にもインストールを行う数だけライセンスが必要となります。
アップグレードへの対応
長くAcrobatを利用するのであれば、金額的には永続ライセンス版を購入したほうがお得となります。
しかし、ソフトウェアには、アップグレードが付きものです。永続ライセンス版が永続的に利用できるのは、購入したバージョンのみとなります。新しいバージョンを利用するには、アップグレード版の購入が必要となります。
サブスクリプション版は、追加料金なしでアップグレードが可能です。契約期間内であれば、常に最新版のAcrobatをダウンロードして利用できます。