Acrobat Pro 2020をアクティブ化する方法

ライセンス認証は、お客様のソフトウェアが正規のものであり、使用許諾契約に従って使用されていることをアドビが確認するために必要なプロセスです。コンシューマーとしてのお客様の権利と、ソフトウェア開発者としてのアドビの権利を保護することを目的としています。また、ライセンス認証は、購入したソフトウェアが偽物でないことを確認する際にも役立ちます。

Acrobat 製品では、ライセンス認証をインターネット経由で自動的に試行します。ライセンス認証中に個人情報が送信されることはありません。ユーザーライセンス 1 件につき、2 台のコンピューターに Acrobat をインストールする権限が付与されます。

オンラインのコンピューターでライセンス認証をおこなうことができない場合、IT 管理者は Adobe Customization Wizard を使用してオフラインの例外を設定できます。

アドビアプリケーションへのログインとライセンス認証

アドビアプリケーションにログインしてライセンス認証を行う方法を説明します。また、アドビアプリケーションからログアウトしてライセンス認証を解除し、新しいコンピューターで使用する方法についても説明します。

Q:アプリケーションは何台のコンピューターでライセンス認証できますか?

A:アプリケーションは複数のコンピューターにインストールできますが、ライセンス認証できるコンピューターは 2 台までです。

アプリケーションのライセンス認証または認証解除が必要になるのはなぜですか?

ライセンス認証では、アドビのサーバーに定期的に接続し、ソフトウェアのライセンスが確認されます。接続の頻度は、アプリケーションとプランによって異なります。

ライセンス認証を解除すると、アプリケーションとコンピューターの関連付けが解除されます。その後、別のコンピューターでアプリケーションのライセンス認証を行ったり、同じコンピューターで再度ライセンス認証を行うことができます。

アプリケーションのライセンス認証を行うには、どうしたら良いですか?

  1. コンピューターがインターネットに接続されていることを確認します。
  2. ライセンス認証を行うアプリケーションを開きます。
  3. ログインが求められた場合は、ログインします。これで、アプリケーションがライセンス認証されました。それ以外の場合は、アプリケーションのヘルプメニューから次のいずれかのオプションを選択します。

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メニューオプションに「ログアウト」が表示されている場合は、既にログインしています。

アプリケーションのライセンス認証を解除するには、どうしたら良いですか?

  1. コンピューターがインターネットに接続されていることを確認します。
  2. ライセンス認証を解除するアプリケーションを開きます。ログインが求められた場合はログインします。
  3. アプリケーションのヘルプメニューから次のいずれかのオプションを選択します。
  4. ヘルプ/ライセンス認証の解除を選択した場合、表示されたプロンプトで次のいずれかのオプションを選択します。
  5. ライセンス認証の解除またはライセンス認証の停止: アプリケーションのライセンス認証は一時的に解除されますが、ライセンス情報はコンピューターに保持されています。
  6. ライセンス認証を完全に解除:ライセンス情報がコンピューターから削除されます。再度ライセンス認証を行うには、シリアル番号を入力する必要があります。

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新しいコンピューターに切り替えましたか?

新しいコンピューターを購入し、そのコンピューターにアプリケーションを移行する場合は、古いコンピューターからアプリケーションのライセンス認証を解除するだけで、新しいコンピューターで利用できます。

アプリをアンインストールまたは削除した

古いコンピューターからアプリケーションをアンインストールまたは削除したり、コンピューターをフォーマットしても、アプリケーションのライセンス認証は解除されません。

コンピューターが使用できなくなった

製品をインストールしたコンピューターが使用できなくなった場合(コンピューターの紛失、ハードドライブのフォーマット、ハードドライブのクラッシュなど)は、アカウント管理 ページからアプリケーションのライセンス認証を解除できます。次に新しいコンピューターにアプリをインストールし、画面の指示に従います。

Acrobat Webとは何ですか?Acrobat Webを使用してPDFを電子署名とパスワード保護に変換するにはどうすればよいですか?

Acrobat Webとは何ですか?

Adobeから新しく公開された「Acrobat web」は、無料ながらも機能が充実したPDF編集ツールとして話題になっています。 AdobeのPDFツールと言えば「Acrobat Reader」が非常に有名ですが、これはビューア(閲覧目的)なので編集には向いていなかったのです。Adobe から、無料でPDFの変換や圧縮ができるオンラインツールが登場。好きなブラウザーからPDFを操作できます。

現在Acrobat Webバージョンで利用可能なPDF編集ツールは、PDFから電子署名およびパスワード保護に変換します。

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Adobe Acrobat Pro 2020永続ライセンス版(PDF)の編集方法

署名された PDF の編集

Adobeは2021年2月に「Acrobat web」をリリースした。ブラウザー上でAcrobat DCのようなPDF操作を利用できるサービスだ。細かい編集機能を利用する際は「Acrobat DC」へリンクされるが、PDFへの変換や画像やOffice文書にエクスポート、テキストや注釈を追加、ページの整理などができる。共有は勿論、コメントを入れてもらうこともできるし、Adobe Signを利用して署名を依頼することもできる。もちろん、ログインしていなかったり、無料アカウントの場合は、回数制限はあるのだが、一通りの機能を利用できるのはユーザーとしては嬉しいところ。もう無料で使える海外製の怪しいソフトやウェブサービスに手を出す必要はない。本家本元のAdobeがこれだけのPDF編集ツールを無料で公開したのだから、是非活用しよう。

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たとえば、WordファイルをPDFファイルにするなら「変換」メニューから「WordをPDFに変換」を開き、ファイルをドラッグ&ドロップすればいい。すぐに変換が始まり、ダウンロードできるようになる。

AdobeのオンラインストレージであるDocument Cloudに保存したり、他のユーザーと共有したいのであれば、Adobeアカウントでログインする必要がある。

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この機能のうちいくつかは、「.new」ドメインと連携しており、「PDF.new」を開くと、「ファイルドロップでPDF変換」のページが表示され、Microsoft Office文書や画像ファイルをPDFに変換できる。「CompressPDF.new」ではPDFを圧縮、「Sign.new」では入力と署名がダイレクトに利用できる。

昨年8月からGoogleと連携して始まったサービスで、すでに1000万回以上も利用されているそうだ。「Acrobat web」を検索してアクセスする手間が省けるので覚えてえおこう。

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Adobeアカウントでサインインするとできることが増える。もちろん無料で利用でき、GoogleやApple、Facebookなどのソーシャルアカウントを使うこともできるので手間はかからない。

ただし、こちらも1日で利用できる回数が決まっており、上限に達すると登録を促される。24時間経つとリセットされ、また使えるようになる。Acrobat DCを契約しているアカウントでサインインすると、制限なく利用できる。

Acrobat DCは1契約で2台までインストールできるが、出張時に借りたPCなどでPDFを扱いたい時に活躍してくれることだろう。

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