入力したデータは、さまざまな項目を基準に並べ替えることができます。ここでは並べ替えの操作方法とともに、その規則を理解しましょう。1つの列を基準とした並べ替え優先項目を選択する一定の法則にしたがってデータを並べ替えてみましょう。最初に並べ替えの基準とするセルを選択します。ここでは｢販売支店｣を基準に並べ替えを行うので、B列にあるセルをクリックしました。昇順に並べ替えるため、[ホーム]タブの[並べ替 え．’フィルター]ボタンをクリックし、[昇順で並べ替え]を選択します。昇順と降順のルール数字や日本語が混在したデータを昇順に並べ替えると、数字のＯから9、アルファベットのＡからZ、日本語の五十音順の順になります。なお日本語の漢字の場合、入力したかなの順で並べられます。降順は昇順とは逆順に並びます。 データが並ぺ替えられた！選択したセルを含む列のデータを基準として、データが昇順で並べ替えられました。見出しの行が上手く認識されないときは図の例であれば｢顧客氏名｣など、見出しとして扱いたい行もまとめて並び替えられてしまうときは、右ページの手順1の要領で[並べ替え]ダイアログボックスを表示し、[先頭行を列見出しとする]にチェックを付けましょう。 [並べ替え]ダイアログボックスを表示する1番目、2番目と、優先される列に順位をつけてデータを並べ替えることもできます。まずは最優先させたい列のセルをクリックし、[ホーム]タブの[並べ替え／フィルター]ボタンをクリックして、[ユーザー設定の並べ替え]を選択します。 [最優先されるキー]と[２番目に優先されるキー]を選択する[並べ替え]ダイアログボックスが開き、[最優先されるキー]に選択した列の見出しが表示されています。[レベルの追加]のボタンをクリックして、次に優先する列を選択します。各キーの昇順・降順を選択したら、[OK]ボタンをクリックします。 データが並べ替えられた！設定した優先項目を基準にデータが並べ替えられました。[次に優先されるキー]として｢顧客氏名｣を指定したので、同じ｢販売支店｣のデータ内で、｢顧客氏名｣順にデータが並んでいます。なお、ここで紹介した操作は、[データ]タブの[並べ替え]からも同様に行うことができます。