Adobe Acrobat Professional 2020永続ライセンス版
家電量販店などで販売されるパッケージ製品は、購入したバージョンに限り永続的に利用できます。このことを、AdobeのWebサイトでは、永続ライセンス(永続ソフトウェアライセンス)として表記しています。永続ライセンスといえば、従来の販売方法の製品と思ってください。なお、永続ライセンス版は、アプリをWebサイトからダウンロードして購入するダウンロード版としても購入できます。
サブスクリプションと永続ライセンスの違い
Acrobatの機能は、永続ライセンス版、サブスクリプション版のどちらもまったく同じです。
下記は、サブスクリプションと永続ライセンスの違いを簡単にまとめた表です。それぞれの項目の説明と合わせて、選択時の参考にしてください。
価格
Acrobat Proは年間プランが月額2,180円、月間プランが月額3,180円です。
Acrobat Standardは年間プランが月額1,580円、月間プランが月額2,680円です。
どちらも1か月ごとの支払いとなります。
永続ライセンス版の金額は、Acrobat Proが54,800円、Acrobat Standardが34,800円ですから、年間プランで2年利用するとサブスクリプションの合計金額とほぼ同じになります。
サブスクリプションの大きな特長は、月単位または年単位での購入が可能なことです。たとえば試用版を使ってみて気に入ったけど、すぐに永続ライセンス版を買うほどの予算がない場合などは、月単位での購入を検討しているとよいでしょう。
サブスクリプションの購入には、クレジットカード(JCB、VISA、MasterCard、アメリカン・エキスプレス)が必要となります。また、AdobeID (Adobeの各種サービスを受けるためのID。メールアドレスとパスワードを登録する)も必要となります。
まとめ
小さな初期投資でAcrobatの利用を開始できるのが、サブスクリプションの大きなメリットです。
試用目的で月額プランを使い、長く使うようであれば永続ライセンスや年間プランに切り替えることもできます。
また、プロジェクトなどで急にAcrobatが必要になった場合でも、サブスクリプションであれば、必要な期間と数のライセンスを購入できます。コストセーブしながら、プロジェクトに参加しているメンバー全員のAcrobatを調達でき、PDF文書のやりとりもスムーズになります。
試用目的や用途に応じて、最適な購入方法を検討してください。
さて、新たに提供を開始したサブスクリプション版は、どのように購入/インストールすればよいのでしょうか。具体的な方法を改めて別の記事でご紹介します。