Windows10のインストール要件
インターネットに接続できる環境が必要
マイクロソフト公式サイトからWindows10 Proをダウンロードしてください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
1,ツールを今すぐダウンロード
2,PC 用にインストール メディアを作る
3,USB フラッシュ ドライブまたは DVD) を作成する
4,作成したインストールメディアを接続及び挿入してから、お使いのパソコンを再起動します。
インストールとメディアを作成する、マニュアルなどのご案内します
Windows10のインストール条件
CPU:1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサまたは SoC
メモリ :ダウンロード版: 2 GB / パッケージ版: 32 ビット版では 1 GB、64 ビット版では 2 GB
ハード ディスクの空き領域:32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB
Windows 10の無償クリーンインストール方法
Windows 10を無償でクリーンインストールには2つの方法があります。
方法1. インストールメディアを起動してインストールする
Windows 10を新規にセットアップする場合や、既存データをフォーマットして初期化したい場合に有効で、次の手順で行います。
インストールメディアの作成
プロダクトキーを入手
Windows 10をクリーンインストール
すでにWindows 10が入っているパソコンが起動しない場合にも、この方法でクリーンインストールすることで使えるようになる場合もあります。
方法2. Windows起動状態で実行ファイルからインストールする
Windowsを起動したままクリーンインストールを行う方法です。
インストールメディアのファイル内にある「setup」を実行
クリーンインストールの設定
初期設定とユーザーアカウントの作成(設定)
インストールメディアのファイル内の「setup」を実行し、指示にしたがってインストールを進めるだけです。インストール後の設定やユーザーアカウントの作成についてはインストールメディアを起動した場合と共通です。
起動状態から実行ファイルを用いるのは、既存のWindows 10で何らかの問題が起きている場合や、古いアプリやファイルデータを削除して新しい状態に戻したい場合などです。
クリーンインストール時の注意点
クリーンインストールを行う場合には、特に次の点に注意してください。
- データのバックアップをとっておく
- プロダクトキーの控えをとる
- 必要なドライバーの入手先を覚えておく
それぞれ簡単に解説します。
データのバックアップをとっておく
上述のように、クリーンインストールではパソコン内の個人データやアプリは削除されます。そのため、残しておきたいデータやファイルは必ずバックアップをとっておくことが重要です。大切なデータはUSBメモリや外付けハードディスクにコピーしておくなどの処置を忘れないようにしましょう。
プロダクトキーの控えをとる
Windowsのライセンス認証にはプロダクトキーが必要となります。クリーンイントール後にプロダクトキーの入力が必要になるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。たとえばWindowsパッケージを購入した際には、プロダクトキーが書かれたカードが付属してきます。ダウンロード購入した場合には領収書のメールに記載されているのが一般的です。
プロダクトキーの入力は飛ばすことも可能ですが、トラブルが起きた場合のことも考えて控えておくことをおすすめします。
必要なドライバーの入手先を覚えておく
クリーンインストール後にデバイスのドライバが削除される可能性もあります。Windows 10には基本的なデバイスのドライバはあらかじめ含まれていますが、場合によっては認識されずに不具合が生じるかもしれません。クリーンインストールを実行する前に、必要なドライバを入手できるところを調べておくとよいでしょう。
クリーンインストールに失敗したら
何らかのトラブルによってライセンス認証ができないケースや、インストールが進まない、止まってしまうなど、クリーンインストールに失敗してしまった場合の対処法について紹介しておきます。
Microsoftに問い合わせる方法もありますが、自己解決できる場合もあるので覚えておきましょう。主に下記の方法があります。
対処方法1:Microsoftアカウントを使用する再認証
クリーンインストールを実行したことで別のパソコンと認識されてライセンス認証に失敗するケースが報告されています。その場合は、認証画面のトラブルシューティングから次の手順でMicrosoftアカウントを使って再認証ができます。
1.ライセンス認証画面下のトラブルシューティングをクリック
2.「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」をクリック
3.Microsoftアカウントとパスワードをそれぞれ入力して「次へ」
4.アカウントに紐づいているパソコンが表示されるので選択
5.「現在使用中のデバイスはこれです」をチェックしてアクティブ化
対処方法2:Microsoftアカウントを使用しない再認証
Microsoftアカウントに紐づけされていないパソコンでクリーンインストールした場合、Windows 10にアップグレード前のWindows 7や8の正規プロダクトキーがあれば再認証できる可能性があります。
1.「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行」を選ぶ
2.「slui 3」と入力する
3.Windows7あるいは8のプロダクトキーを入力
これで入力したプロダクトキーが有効であれば認証される可能性があります。試してみましょう。
対処方法3:不要な外部デバイスを取り外す
クリーンインストールが進まなかったり、途中で止まってしまったりする場合、外部デバイスをパソコンから取り外すことで改善される可能性があります。
外付けのハードディスクやヘッドホンなどのデバイスをすべて取り外して、再度インストールを実行してみてください。特に外付けディスクやUSBメモリなどはクリーンインストールの邪魔になる可能性があります。
対処方法4:ハードディスクの空き容量を確認する
Cドライブ(システムドライブ)の空き容量もチェックしてみましょう。十分な容量がない場合、クリーンインストールが失敗する可能性があります。特にWindows 10の場合、最低でも20GB(32bitの場合は16GB)程度の領域の確保が必要となります。足りない場合は、不要なファイルを削除するなどして空き容量を増やして入れ直してください。
上記は、Windows 10のインストール方法と、インストール中に発生する問題への対処方法についてです。