Office Premiumは個人使用者に向けてOffice Premium Plus Office 365サービスを提供します。Office Premiumは各PCメーカーにプレインストールされるバージョンであり、単独購入できず、PCと同梱販売されています。一方、Office 365 Soloは個人購入とインストール可能なサービスです。この2つのバージョンのOfficeは日本でのみ発売されます。Officeの発売以来の未曽有の特例です。

OEM版との区別

Office PremiumとOffice OEMは同じくプレインストール・バージョンであり、またSurfaceシリーズとPCメーカーによるインストールの形のみで提供されます。Officeを使用するには、Office PremiumのプレインストールされているPCを購入する、若しくは最新のOffice 2016やOffice 365サブスクリプション版を単独購入する必要があります。

バージョン Office Professional Premium Office Home & Business Premium Office Personal Premium
使用台数/使用年限 永続/1台PC同梱販売 永続/1台PC同梱販売 永続/1台PC同梱販売
無料で最新版アプリへアップデート
Word
Excel
PowerPoint
One Note
Publisher
Access
クラウドサービス:OneDrive、Office Mobile、Skype、技術サポート 1年間無料使用 1年間無料使用 1年間無料使用

Office 2013 購入・価格Office 2013 購入・価格

マイクロソフト社のOfficeソフトにおいてトップとなっています。マイクロソフト社の習慣として2-3年おきに新バージョンのOfficeを発表することになっています。Office 2013は2013年2月7日に正式発售を迎え、公式価格は28,381~59,800円です。 …

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Office Premiumも複数のバージョンを提供しています。Office Personal Premium、Office Home & Business Premium、Office Professional Premiumの3つのバージョンに分けられ、それぞれのバージョンに異なるアプリが入っています。ご購入の際に、上記の表を参考にしてそれぞれバージョンの相違点を比べてください。OEMとPremiumは同じ属性を有します。PCを使い続けるとして、破損もなく、システムの再インストールもない限り、Officeの永続利用が可能です。相違点として、マイクロソフト社が数年後、新バージョンのOfficeを発売すると、Premiumは無料で新バージョンのOfficeにアップデートできます。これはOffice OEM版との大きな相違点です。OEM版は最新版のOfficeへのアップデートに対応しません。ほかの機能はOffice永続利用版の機能と同じです。Office Premiumは一年間のOffice 365クラウドサービスを提供しており、2年目からサブスクリプションを利用する必要があります。

Office 365のサブスクリプション

Office 365 SoloはOffice 2016による全てのデスクトップ・アプリを利用可能です。更にMacにも対応し、その対応するOffice for MacバージョンはOffice for Mac Home & Businessです。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、One Noteを含みます。Macのクラウドサービスも使用可能です。Office 365は従来の永続利用版と異なり、サブスクリプションが終了すると、全てのアプリが利用できなくなります。

Office 365サブスクリプション版 Officeサブスクリプション版と永続使用版の相違点の比較

Officeのサブスクリプション版は永続使用版に比べて商業環境での優位性が更に目立ち、Office 365サブスクリプション版はOffice 2016の全ての機能を含み、且つプロダクト・ライセンスの管理がさらに簡単になっています …

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Office Premiumは単独購入できますか?

Office PremiumはPCにプレインストールされており、市販品として単独購入できません。単独購入の場合、Office 2013、Office 2016とサブスクリプション版のOffice 365は考えられます。最新版のOfficeは、従来のパッケージ包装を取り消し、ダウンロード版と店頭販売のPOSAカードを提供するようになっています。また、Office Premiumはクラウドサービスのみを提供し、同じくダウンロード版とPOSAカード販売の形式となっています。
Office Premiumの価格はPC価格に込められており、付帯のクラウドサービスの期限が1年間です。2年目からクラウドサービスの利用を続けるには6264円を支払う必要があります。

パッケージ版とはOfficeダウンロード版からパッケージ版への移行

Officeダウンロード版はマイクロソフト社の公式ストア、Amazon等のオンライン店舗に販売されます。ダウンロード版を購入する唯一のメリットは購入から使用までの時間を節約できることです …

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Office 2016最安価格で自分に合ったoffice 2016を購入する方法

office 365のサブスクリプションに抵抗があり、アメリカのクラウド保存のセキュリティに不安を覚える場合、一括払いでoffice 2016パッケージ永続版を購入しても良いです …

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新PCへの移転

Office Premiumが永続使用版としてPCにプレインストール・バインディングされているため、ほかのPCに移転できません。PCが紛失・破損しても、Office Premiumの移転ができません。一方、Office 365 Soloは2台までのMac/PCにインストール可能です。追加の端末にインストールするには、現在アクティブ化したPC/Macのアカウントからログアウトし、Officeをアンインストールしてから、ほかのPC/MacにOfficeをインストールしてアクティブ化できます。Office 365 Soloのほうは高い柔軟性を持つと言えます。また、Macには出荷時点でMicrosoft Officeアプリが一切入っていません。アップル社のオフィスソフト・KeyNote、NumbersとPagesの存在によるところが大きいでしょう。

どのバージョンが割に合いますか

それぞれバージョンのOfficeは独自のメリットを持っているが、日常使用において、サブスクリプション版のOfficeはさほど普及されておらず、一方、永続利用版のOffice 2013とOffice 2016のほうは魅力的と言えます。Office 365はサービスをコアとし、年間サービスの料金もかなり大きな支出となるでしょう。一方、Office Premiumは無料使用に近い存在です。PCメーカーのPC製品を購入するのみで入手できます。市場動向としてPCの発展が凄まじく、コンピュータの買い替えにあたって、Office PremiumのプレインストールされているPCは割に合うと考えられます。